世界各国学者 国際的な科学協力を強化し、人類共通の脅威に対応すべき

2023-05-28 15:01:09  CRI

 このほど開催された2023中関村フォーラムのパラレルセッションとして実施された未来科学フォーラムでは、「未来科学大賞」の受賞者や世界的に有名な大学や研究機関の専門家・学者、業界のリーダーなどが集まって深い議論を展開しました。

 香港大学の張翔学長は、「科学の定義には必ず『開放』の2文字が含まれる。特に近年の気候変動や炭素排出、人類の健康などの科学の問題は、全人類が直面する生存に対する試練であり、国際協力を強化して共同で対応する必要がある」と指摘しました。

 日本のコンピュータビジョン分野の計算機科学者で、マイクロソフトの研究開発本部上級主席研究マネージャーなどを務める東京大学の池内克史名誉教授は、「若い科学者は公益プラットフォームをより多く利用して、学際的な交流と国際協力に参加する必要がある」と述べました。

 シンガポール国立大学のリー・シュイアン・ペイ教授は、「若い科学者は自らの代表的な研究成果を世界に示さねばならない。そのためには、研究テーマは世界的な視点を持つ必要がある」と指摘しました。(ZHL、鈴木)

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