中国 独自開発の重荷重鉄道スマート維持管理システムを発表

2023-05-25 13:29:03  cri

 

 中国が独自開発した初の重荷重鉄道スマート維持管理システムが24日に発表されました。このシステムの応用は中国の重荷重鉄道インフラの運行の質を20%以上高めることができるということです。

 従来、重荷重鉄道は固定周期で点検・修理する必要があり、点検コストの浪費になりやすいです。今回発表されたスマート維持管理システムは、鉄道および貨物列車の運行状況をリアルタイムで監視し、故障の正確かつタイムリーな位置確定、迅速なメンテナンスと部品の大量交換を実現させ、高度なインテリジェント化と自動化レベルを有し、鉄道の点検・修理の効率や精度、重荷重鉄道の輸送効率を大幅に高めることができます。

 このシステムはまず、中国の「西炭東運」(西部で生産する石炭を東部に運ぶ)の主要通路の一つである、山西省朔州市と河北省滄州市黄驊港を結ぶ「朔黄鉄道」に応用されます。(藍、野谷)

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