2023年世界貿易投資促進サミット 北京で開催

2023-05-25 12:53:03  CRI

 

 2023年世界貿易投資促進サミットが24日、北京で開催されました。参加者は、協力を強化してこそリスクの試練に対応できるとの考えで一致しました。

 新開発銀行(BRICSが創設)のルセフ総裁は「量的緩和の終了につれ、量的引き締め政策が不安定な衝撃波を生んでいる」と指摘した上で、「中規模銀行は大きな圧力にさらされている。シリコンバレー銀行破綻の影響は続いている。全体的にいえば、発展途上国がこのような政策の影響をより受けやすい」と述べました。対策については、「新開発銀行、『一帯一路』イニシアチブおよび発展途上国間の自国通貨貿易協定をはじめとする各種の多国間プラットフォームは、新たな、よりバランスの取れた、より包括的な多極の秩序を促進する上で戦略的意義を持っている」との見方を示しました。

 アジアインフラ投資銀行の金立群総裁は「現在、世界の構造が大きく変化している中、国際社会はかつてない不確実性に直面している」とし、現代的な多国間主義を通じて相互信頼を強化してこそ、長期的な繁栄と安全を確保できると強調しました。(朱、藤井)

ラジオ番組
KANKAN特集