中国の新駐米大使「中国の利益と中米協力のために来た」

2023-05-24 13:55:42  CRI

 中国の謝鋒新駐米大使が就任のため、23日に米国に到着しました。謝氏はニューヨークの空港で、中国と外国のメディアを含む各界の人々と交流しました。

 謝氏は、「習近平国家主席から中国の第12代駐米大使に任命されたことを光栄に思う。私は中国人民の代表であり、中国の利益を守るために来た。これは私の神聖なる職責である。また、私は中国人民の使者でもあり、中米両国の交流と協力を増進するために来た。これは私の重要な使命である。中米関係が深刻な困難と厳しいチャレンジに直面する中、私は使命の光栄さと同時に、責任の重大さも感じている。私と同僚たちは困難に立ち向かい、責任と使命を果たしていく」と述べました。

 また、謝氏は、「習主席は相互尊重、平和共存、協力ウィンウィンの3原則を打ち出したが、これは新しい時期において中米両国が正しく付き合うための根本的な道である。米国側が中国側と歩み寄り、両国と世界人民の共通の利益を目指して共に努力し、中米間の三つの共同コミュニケの原則に従って台湾などに関する重要かつ敏感な問題を適切に処理し、対話を強化し、意見の相違をコントロールし、協力を推進して、中米関係を正しい軌道に戻すよう望んでいる」と強調しました。

 さらに謝氏は、「私が前回、米国で仕事をしたのは13年前で、これまでの13年で世界は大きく変わり、米国も大きく変わった。これから米国の各界の方々と幅広く接触し、米国のことをこの目で見て認識するとともに、交流と協力の推進に向けて話し合いを進めていく。メディアを含む各界の方々と友達になり、みんなで中米関係のために考え、行動し、声援を送っていくことを楽しみにしている」と述べました。(鵬、野谷)

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