表彰台で五星紅旗を掲げた台湾選手「台湾人が家に帰る道を忘れてしまうのが心配」

2023-05-24 13:29:51  CRI

台湾の泛緑連盟から受けたネット上の暴力に対応する李東憲選手のスクリーンショット

 このほど、韓国の全羅北道で開催されたアジア太平洋マスターズゲームズ(APMG)で、

 中国台湾のテコンドー選手、李東憲選手が銅メダルを獲得しました。彼は表彰台で五星紅旗を掲げたことで、多くのネットユーザーから「いいね」を受けました。しかし、李選手はそのために、台湾の集団組織泛緑連盟からの「ネット上の暴力」にさらされました。

 李選手は最近、泛緑連盟のネットユーザーから罵倒されたことについて、「台湾のネット上で炎上している発言について、個人的には意に介さない。私は怖くない。しかし、私が恐れているのは、台湾の経済が崩壊してしまったら、台湾で卵を食べられなくなってしまうことだ。私が恐れているのは、私たち台湾人は自分たちが炎帝と黄帝の子孫であることを忘れ、自分たちの歴史を忘れ、自分たちの母親を忘れて、家に帰る道を忘れてしまうことだ。実際、家に帰る扉はずっと開いている。どの子供も時には間違いを犯すことがあるが、家の扉は永遠に開かれている。だから私は、私たち台湾の子どもは、家に帰るべき時には帰るべきだと思う。家族はずっと待っている」と述べました。

 李選手が試合会場で発した心の内から出る言葉は瞬く間にネット上で波紋を広げ、ネットユーザーから「あなたは最高」「正しい三観(世界観、価値観、人生観)だ」「中華民族の良き息子。台湾は祖国の不可分の宝島だ」といったコメントが寄せられました。(雲、坂下)

ラジオ番組
KANKAN特集