外交部 日本の放射能汚染水の海洋放出に警戒を

2023-05-23 19:24:18  CRI

 外交部の毛寧報道官は23日の定例記者会見で、「日本は国際原子力機関(IAEA)による検証プロセスを利用し、放射能汚染水の海洋放出が安全で無害であるかのように錯覚させ、海洋放出の“許可証”を求めている。国際社会はこれを警戒すべきだ」と指摘しました。

 報道によると、20日に発表された主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)の共同宣言は、原子力安全の最高水準の実施の重要性を強調し、日本の放射能汚染水の海洋放出がIAEAの安全基準と国際法に合致し、人類と環境に被害を与えないことを確認するため、IAEAが独立した検証を行うことを支持すると表明しました。

 これに対し、毛報道官は、「日本が今すべきことは、国際社会からの正当な懸念を直視し、隣国を含む利害関係者と十分かつ有意義な協議を行い、海洋放出以外の処理案を十分に検討、検証し、放射能汚染水を科学的に透明かつ安全な方法で処理することだ。予期不能なリスクを全人類に押し付けることを最大限に回避しなければならない」と強調しました。(鵬、MN)

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