習総書記、上海市内のごみ分別ボランティアに激励の返信

　習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は21日、上海市虹口区嘉興路街のごみ分別ボランティアに、ごみ分別の推進に大きな期待を示す返信を送りました。

　習総書記は返信文中で、「ごみの分別と資源化利用は各方面の協調した努力、緻密な対策、長期にわたる努力、そして都市と農村の多数の住民の積極的な参加と共有責任感を必要とする体系的な事業だ。皆さんが末端管理のボランティアという独自の役割を引き続き果たし、心を込めて宣伝と指導を推進し、より多くの住民がごみを分別して捨てるという良い習慣を身につけるよう導き、ごみ分別を低炭素生活の新たな流行として推し進め、エコ文明の建設と社会文明の向上に積極的に貢献することを期待している」と表明しました。

　習近平総書記はごみ分別と資源化利用を非常に重視し、これまで何回も重要な指示を出しています。中国ではここ数年、ごみ分別推進の作業が深化してきました。297の地級市（中央直轄市および省の一つ下の行政区）以上の都市では、ごみ分別が全面的に実施され、住民コミュニティーでの平均カバー率が82.5％に達したとのことです。（hj、鈴木）