外交部 G7声明の中国内政干渉を批判

2023-05-21 14:53:35  CRI

 G7広島サミットの共同声明が、中国関連問題を煽り立てたことについて、中国外交部の報道官は20日、公式サイトでコメントを発表し、「G7は中国側の深刻な懸念を顧みず、頑なに中国関連議題を煽り立て、中国を中傷・攻撃し、中国の内政に粗暴に干渉した。これに対し、中国側は強い不満と断固たる反対を表す」と訴えました。

 報道官は、「中国は責任ある大国として、国連を核心とする国際システム、国際法を基礎とする国際秩序、国連憲章・趣旨・原則を基礎とする国際関係の基本準則を擁護している。少数の国がでっちあげた理不尽なルールは決して受け入れられない」と示した上で、「国際社会はG7主導の、イデオロギーと価値観に基づく『西側のルール』を受け入れず、また、『米国第一主義』や一部の既得権益者たちによる『小サークルのルール』を受け入れることもない」と強調しました。

 さらに、「西側の一部の先進国が勝手に他国の内政に干渉し、世界情勢を操作するような時代は過ぎ去った。G7には時代の大きな流れに対応して、自らの問題解決に注力し、閉鎖的かつ排他的な『小サークル作り』をやめ、他国への抑圧をやめ、陣営対立を作り出して挑発するような行為をやめ、対話と協力という正しい道に戻ってほしい」と呼びかけました。(Lin、MN)

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