中国・中央アジアサミット西安宣言発表 今後は2年に1度輪番制で開催へ

2023-05-19 20:55:34  CRI

 2日間にわたって西安で開かれた中国・中央アジアサミットは19日に「西安宣言」を発表して幕を閉じました。参加6カ国の元首が署名したこの宣言は、「より緊密な中国・中央アジア運命共同体の構築」「中国・中央アジア元首対話メカニズムの確立」などを盛り込んだ15項目からなっています。 

 宣言は、「参加各国は熱烈かつ友好的で相互理解の雰囲気が満ちる中、中国と中央アジア5カ国との交流の歴史を振り返り、さまざまな分野での互恵協力の経験を総括し、未来に向けての協力の方向性を展望した」とサミットの内容を総括しました。また、6カ国の合意事項として、「中国と中央アジア5カ国があらゆる方面での成果に富む協力を保つことは、6か国と国民の根本的利益に合致している。6カ国は百年に一度の大変革を前に、域内各国国民の未来に着眼し、互いに手を携えて、より緊密な中国・中央アジア運命共同体を築いていくことを決意した」と記されています。さらに、「中国・中央アジア元首対話メカニズムの確立」を発表し、今後は2年に1度、中国と中央アジア5カ国が持ち回りで開催し、開催国は中央アジア5カ国の国名のアルファベット順で決めることを確認したとしています。(Yan、坂下)

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