北京市 大学生に毎年1コマ以上のエイズ予防講義受講を義務づけ

2023-05-18 13:52:08  CRI

 北京大学キャンパス内の「匿名HIV尿検査キット」自動販売機

 北京市は匿名で検査できる「エイズウイルス(HIV)尿検査キット」自動販売機の大学への設置を推進するとしています。また、大学は在校生に対して毎年1コマ以上のエイズ予防に関する特別講義を設けることが義務付けられます。この他、大学におけるエイズ予防・治療・広報・教育に携わる教員・専門家の養成強化が図られ、教員や専門家がその専門的な知識を十分に生かし、大学が取り組む予防巡回講義や健康教育講座などを通じて、エイズ予防に関する広報と教育のカバーする範囲を広げようとしています。

 また、各大学の「青春レッドリボン」サークルにはエイズ、結核、C型肝炎、梅毒などの予防のための広報や薬物予防教育を積極的に行い、社会的差別の解消に努め、学生の自己防衛能力を高め、エイズに感染しやすい危険な行為の発生を回避または最大限に減らすことが求められています。こうした動きを踏まえて、「匿名HIV尿検査キット」自動販売機の大学への設置を推進するとしています。(閣、坂下)                  

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