習主席 カザフスタンのトカエフ大統領と会談

2023-05-17 21:44:59  CRI

 習近平国家主席は陝西省西安市で17日午後、中国・中央アジアサミットに出席し、公式訪問したカザフスタンのトカエフ大統領と会談しました。

 習主席は会談の中で「カザフスタンが独立と自主、安全と安定、発展と繁栄を守ることは、中国とカザフスタン両国の人々の共通利益に合致する」とした上で、「中国はカザフスタンが国家の独立、主権、領土保全を守ることを断固として支持し、その国情に合った発展の道を歩むことを支持する」と強調しました。

 習主席はまた、「中国・中央アジアメカニズムは各国の現在の需要と未来の発展に着目し、互恵協力を強化し、共同繁栄を後押しすることを目的としている。まもなく開催される中国・中央アジアサミットは一里塚的な意義を持ち、中国と中央アジアの協力が新時代に入ることを推進するだろう」との見方を示しました。

 トカエフ大統領は「中国はカザフスタンの対外政策において特に重要な位置づけにある。両国の関係は深い友情と強固な相互信頼に基づいており、両国は共通の目標と任務を持っている。カザフスタンは中国と共に、両国の永久的な全面的戦略パートナーシップをさらに強化し、二国間貿易、観光、人文、地方など各分野の協力を拡大していきたい」との意思を伝えました。

 会談後、両国元首は「中華人民共和国とカザフスタン共和国の共同声明」に調印し、経済・貿易、エネルギー、交通、農業、相互接続、人文、地方などの分野における複数の二国間協力文書の調印に立ち会いました。(ヒガシ、謙)

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