国防部、いわゆる二国間条約を口実に南海問題に手を出すことに反対表明

2023-05-17 10:39:05  CRI

 国防部の譚克非報道官は16日、最近の軍関連問題について記者の質問に答えました。

 米国とフィリピンが最近『二国間防衛協力ガイドライン』について合意に達するとともに、『米比相互防衛条約』が南海関連諸問題をカバーしていることを確認したことについて、記者からコメントを求められ、譚報道官は、「地域諸国の共同努力の下で、当面の南海情勢は全体的な安定を維持している。南海は平和の海、友情の海、協力の海になるべきであり、一部の国が陣営対決をする闘技場になってはならない」と一蹴しました。

 譚報道官は、「南海問題における中国の立場は一貫しており、明確である。われわれは、いわゆる二国間条約を口実に南海問題に手を出すすべての国、そして、中国の領土主権と海洋権益を損なうあらゆる行為に断固として反対する。中国軍は関連動向を注視しており、必要な措置を講じ、国の領土主権と海洋権益を断固として守り、南海地域の平和と安定を断固として守る」と強調しました。(ミン・イヒョウ、野谷)

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