秦剛国務委員、シエラレオネ外相と会談

　秦剛国務委員兼外交部長は16日、北京でシエラレオネのフランシス外務・国際協力大臣と会談しました。

　秦国務委員は、「今年は習近平主席が『真実・実務・親密・誠実（真、実、親、誠）』という対アフリカ政策理念を打ち出してから10周年に当たる。『真実・実務・親密・誠実』は中国とシエラレオネのこれまでの関係を形作ってきたと共に、両国関係の素晴らしい未来を切り開くだろう。双方は両国の首脳が達した重要な共通認識を共同で実行に移し、引き続き相互支持を揺るぎないものとし、実務協力を強化して国際問題と地域問題において密接に協調していくべきだ。中国経済は活力に満ちており、シエラレオネとチャンスを共有し、共に発展していきたい」と表明しました。

　フランシス外務・国際協力大臣は「シエラレオネは『一つの中国』の原則を堅持する」と述べた上で、「中国と貿易投資、農業、インフラ建設などの分野における協力を強化し、両国の国民に幸福をもたらすよう期待している。シエラレオネは中国が世界の平和・安定を維持するために発揮してきた重要な役割を高く評価し、習近平主席が提唱した一連の重要なイニシアティブを積極的に支持し、中国と共に国際関係の民主化と世界の多極化を推進していきたい」との考えを示しました。（シンエン、坂下）