中国の女性権益保障 法律体系を持続的に整備

　外交部の汪文斌報道官は12日の定例記者会見で、中国が提出した「女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約」の実行状況に関する第9回定期報告について伝えました。それによりますと、同報告は国連女子差別撤廃委員会の審議を受けていて、審議に出席している中国代表は、男女平等と女性の全面的な発展を非常に重視する中国政府の取り組みを示したということです。

　また、中国代表は、中国式現代化建設を推進し、文明的で調和のとれた世界を共に建設するために、女性の広範な参与が欠かせないと指摘するとともに、女性の全面的な発展のためにより広い将来性が切り開かれると強調しました。さらに、中国では女性が平等に、法に基づく民主的権利の行使、経済社会発展への参与、改革発展成果を享受できることをさらに保障していくと強調しました。また、香港特別行政区とマカオ特別行政区の代表もそれぞれ「条約」の実行面で収めた進展を紹介しました。

　汪報道官は「中国政府は女性分野における国際交流と協力を非常に重視している。今回の審議過程における建設的な意見を前向きに受け入れ、真剣に検討する」と述べ、国際社会と連携して世界の女性事業の発展を促進していく中国政府の姿勢を示しました。（朱 CK）