外交部 米国の香港事務への不法介入に反発

2023-05-15 19:09:26  CRI

 15日に行われた外交部の定例記者会見で、中国に関する米連邦議会「行政府委員会」(CECC)がこのほど香港関連の公聴会を開き、報告書を発表したという報道に対して、中国政府としてのコメントが求められました。

 これについて、汪文斌報道官は「取り上げたこの機関は一貫して中国の内政についてあれこれと口を出し、事実を故意に歪曲し、中国を攻撃して抹殺してきた。いかなる政治的誠実さもない」と指摘しました。その上で「香港事務は完全に中国の内政であり、いかなる外部勢力による干渉も許さない」と改めて強調しました。

 さらに「香港は法治社会である。香港特別行政区の裁判官は基本法や香港特別行政区国家安全維持法などに基づいて、国家の安全を脅かす疑いのある犯罪事件に対して裁判権を行使する。このことに口を挟むことは容認できない」と、香港事務に対していかなる方法での介入や、香港の繁栄と安定を破壊する行為、中国の内政への干渉を即時停止することをCECCに求めました。(朱 CK)

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