北京
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「56の民族、56輪の花」
担当:孟群
「56の民族、56輪の花」のコーナーは、中国の少数民族チワン族やヤオ族、スイ族などの風俗習慣をご紹介いたします。
人口が中国一多い少数民族はチワン族です。チワン族の民族衣装は独自のものがあります。チワン族の服装はデザインがさまざまで、その生地は自分で手織りした布を使うのがほとんどです。女性は普通、青みがかった黒のスカートかズボンに、同じ色の丈の短い上着です。住むところは気温が高い亜熱帯に位置しますから、上着もスカートも丈の短いものが好まれます。
ところで、ヤオ族は、踊りが上手な民族として知られ、特に有名なのは長太鼓踊りです。両端が太く、真ん中が細い砂時計のような形をするのはその特徴です。旧暦の10月16日の「盤王節」に長太鼓踊りが盛んに行われます。2008年にヤオ族長太鼓踊りは国の無形文化財として登録されました。
スイ族