<母の日特集>母親の深い愛には到底報いることはできない——習近平氏と母とのエピソードより

2023-05-14 18:48:33  CRI

 1969年1月、まだ16歳にも満たない習近平氏は、知識青年の一員として荷物を背負い、陝西省北部にある梁家河へと赴きました。中国では、「儿行千里母担忧」(子どもが遠くに行くと母親の心配は絶えない)とよく言われますが、習氏の母親である斉心氏もその思いは同じ。彼女は息子のために裁縫袋をこしらえ、そこに「娘的心(母の心)」と刺しゅうしました。

 習近平氏が指導者のポストに就いた後、母親の斉氏は彼によく手紙を寄こし、自らを厳しく律するよう求めました。母親の教えの一言ひと言が、 習氏の政治家としての、また一人の人間としての、しっかりとした素地を作りました。

 2017年の春節を迎えるにあたっての祝賀会で習近平氏は、「はるか遠い隔たりの中で真の愛を断ち切ってはならない。日々の忙しさの中で真の愛を忘れてはならない。日夜の奮闘の中で真の愛をゆるがせにしてはならない」と力強く語りました。この三つの「してはならないこと」は、数億人の中国人の温かな感情を震わせました。(朱、井上)

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