北京
PM2.577
23/19
カザフスタンのトカエフ大統領がこのほど、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の独占インタビューに応じました。
トカエフ大統領は「カザフスタンがユーラシア大陸のハブになることを望んでいる。われわれは平和と友情を重んじてきた。国内で国際レベルのフォーラムや会議が開催され、平和推進に力を入れてきたすべての人々が一堂に会し、紛争が発生している国の間に平和の架け橋を築くことを望んでいる」と述べました。
中国とカザフスタンの関係については、2019年9月に中国を公式訪問し、習近平国家主席と会談したことに触れた上で、「近隣の中国と戦略的パートナシップを構築することの重要性を深く信じている。世界に差別や制裁、脅迫はあってはならず、善意に満ちた雰囲気の中で友情と協力が深められるべきだ。アジアの国として、カザフスタンも中国も西洋化してもうまくいかない。われわれは自分の発展の道がある。われわれは互いに学び合い、双方の利益の交わりを増やすべきだ。同時に、各国の内政は外部から干渉されるべきではない」と述べました。
トカエフ大統領はまもなく西安で開催される中国・中央アジアサミットに期待を寄せています。これまでに中国とカザフスタンの二国間貿易額は310億ドル(約4兆2074億円)に達しました。その上で、両国が文化界やスポーツ界の交流も重視すべきだという考えを表明しました。(馬げつ、CK)