国家衛生健康委 高齢者介護制度の健全化を推進

2023-05-12 16:45:32  CRI

 国家衛生健康委員会は11日、在宅介護を基本とする高齢者介護制度の健全化を推進していくと表明しました。

 中国では、60歳以上の人口は2022年末時点で総人口の19.8%を占める2億8000万人に達しており、生活機能の全てあるいは一部に障害が生じた高齢者の看護と長期介護の必要性は差し迫った課題となっています。

 これを受けて、国家衛生健康委員会は「今後、高齢者の看護や長期介護のサービスリソースの供給を引き続き拡大し、コミュニティに依拠した在宅介護を基本とする看護・介護サービスを発展させ、条件を備えた地域の保健センターや専門のサービス機関によるデイケア、在宅医療・在宅介護を奨励して、全国での高齢者看護専門の看護師の研修参加率を2025年までに90%まで高めるよう努力していく」と表明しました。(ジョウ、坂下)

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