北京
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中国とエクアドルは11日、正式に自由貿易協定に調印しました。これはエクアドルがアジア国家と締結した初めての自由貿易協定です。また、中国としては20番目に調印した自由貿易協定であり、エクアドルは中国にとって27番目の自由貿易パートナーとなりました。ラテンアメリカ国家としては、チリ、ペルー、コスタリカに次いで4番目です。
協定によりますと、双方はそれぞれ90%以上の品目に対して相互の関税免除を実施します。そのうち、60%以上の品目は協定発効時点から即時免除されます。
中国側が実施するゼロ関税商品はエクアドルの主な輸出商品をカバーし、エクアドル産バナナやエビ、魚、フィッシュオイル、切り花、ドライフラワー、カカオ、コーヒー豆などが含まれます。これらの商品が中国に輸出される際の関税は、これまでは5~20%でしたが、今後はゼロになります。
さらに、協定発効後は中国産プラスチック製品や化学繊維、電気設備、自動車および関連部品などの商品がエクアドルに輸出される際の関税が、これまでの5~40%から徐々に削減されてゼロになる予定です。(Lin、謙)