北京
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中国有人宇宙飛行プロジェクト弁公室によれば、中国の宇宙ステーション「天宮」に滞在中の「神舟15号」の宇宙飛行士は本日午前8時ごろ、「天舟6号」貨物宇宙船のハッチを開いて計画通りに物資の移動などの作業を始めたとのことです。
「天舟6号」は、「神舟16号」と「神舟17号」の宇宙飛行士計6人が「天宮」で使う消耗品や宇宙ステーションに必要な推進剤、応用実験と試験装置などの物資を搭載して、総重量は7トンを超えました。
生物実験装置に細胞が生存するために必要な環境を提供する細胞アップリング生命維持支援ユニットは、打ち上げ5時間前に「天舟6号」貨物船に積み込まれたもので、時間と温度に関連する制約が厳しいために、宇宙飛行士の最初の作業対象になりました。
また、「天舟6号」が輸送した宇宙飛行士用の消耗品の種類は従来よりも豊富で、内訳は主に衣料品、食品、飲料水などでした。うち新鮮な果物は約70キロで、「天舟5号」が輸送した果物の約2倍でした。(藍、鈴木)