秦剛外交部長、戦後の国際秩序を守り、中国の国家統一は実現しなければならない

2023-05-11 11:51:42  CRI

 

 秦剛国務委員兼外交部長はベルリンで現地時間10日、ポツダム会談会場跡地を見学し、演説を行いました。

 秦外交部長は演説で、1945年に開催されたポツダム会談は第2次世界大戦後の国際秩序を築く上で重要な役割を果たし、中国人民にとって特別な歴史的意義があるとし、「会談後に発表された『ポツダム宣言』は、日本が盗んだ台湾を含む中国の領土を中国に返還すべきことを含む『カイロ宣言』の規定を再確認した。これは世界反ファシズム戦争の重大な成果である。これは3500万の中国軍民が血と命で手に入れたものだ」と述べました。

 秦外交部長は、米国は規則を基礎とする国際秩序を守ると言いながら、自らが当時起草した「ポツダム宣言」を後回しにし、「台湾独立」分裂活動を支持し、黙認し、戦後の国際秩序を破壊し、中国の主権と領土保全を損なっているが、中国人民は決して承諾しないと表明しました。

 秦外交部長はさらに、戦後の国際秩序は守られなければならないと強調し、「国際的な公平と正義が広められなければならない。『台湾独立』の分裂活動は、国際公理と秩序に挑戦している。歴史の流れに逆らう行動が、破滅への道であることは間違いない。中国の国家統一は必ず実現しなければならない」と述べました。 

 秦外交部長は最後に、署名簿に「戦後の国際秩序を守り、世界の平和と繁栄を促進し、中国の国家統一を実現する」とのコメントを記しました。(雲、野谷)

 

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