外交部 秦外交部長の訪独状況を紹介

2023-05-10 21:00:58  CRI

 外交部の汪文斌報道官は10日の定例記者会見で、秦剛国務委員兼外交部長のドイツ訪問の状況を紹介しました。

 汪報道官によれば、秦外交部長は現地時間9日、ベルリン市内でドイツのベアボック外相と会談し、共同記者会見に臨みました。今回の訪独の主たる目的は、まもなく開催される第7回中国・ドイツ政府間協議の開催準備だとのことです。

 汪報道官は「中独双方は、第7回中国・ドイツ政府間協議を全力で準備し、今後の一定期間における両国の各分野にわたる実務協力の計画を全面的に立てることで一致した。双方は多国間領域での協調を強化し、国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)や生物多様性に関係する分野での協力を強化することで合意した」と説明しました。

 汪報道官は、「ウクライナ危機における中国の立場は一貫しており、明確だ。秦外交部長も訪独中に、ウクライナ危機は極めて複雑で、単純化したり感情的になることは解決につながらない。冷静さと理性を保ち、政治的な解決のための条件を整えることが活路だと明言した」と紹介しました。(ヒガシ、鈴木)

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