本場広州の庶民派点心を中国茶とともに楽しもう

2023-05-09 16:05:15  CRI

 こんにちは、Aちゃんです。

 忙しい出張中、友達と點都徳という1933年創業の老舗飲茶楼、広州の庶民派点心が食べられるレストランを訪ねました。

 ここ数年、中国各地で香港や広州市の本場の飲茶を楽しめるお店が急増中。今日紹介するのは、いまもっとも人々の注目を浴びている「點都徳」です。飲茶の本場・広東省広州市でオープンしてから、今も食事時は大行列ができています。聞くところによると、なんとここで無形文化財に登録された点心を味わえるそうです。

 今回注文したのはプーアール茶、红米肠、金牌蝦餃皇と蜜汁叉焼包です。

 红米肠(赤腸粉)は点都德の新しいメニューの一つで、エビフライ、貝柱、椎茸などを赤い皮で包んでいます。皮のモチモチ感、サクサクしたエビフライ、椎茸の柔らかさ。三つの食感が重なり、とても美味しいです。

 金牌蝦餃皇はエビ蒸し餃子で「點都徳」の看板メニューの一つ。プリプリのエビがギュウギュウに詰まっていて、ほのかなセロリの香りが味を引き締めています。作り方の技法は非物質文化遺産(無形文化遺産)に登録されているそうです。

 無形文化遺産に登録されているというチャーシューまん蜜汁叉焼包。もっちりふわふわの皮に、甘口のたれがからんだチャーシューが包まれています。餡と皮のバランスも絶妙。お茶との相性もぴったりです。

 なんでもおいしい!「點都徳」では広東省の昔ながらの飲茶を比較的リーズナブルに楽しむことができます。客層も若い女子グループから子供連れ、中高年グループまでさまざま。ぜひ皆さんも、中国で大人気の飲茶を味わってみてください。

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