中国は中央アジア諸国と共に相互の関係前進を推進＝外交部

　外交部の汪文斌報道官は8日の定例記者会見で、カザフスタンなど4カ国の大統領の訪中や、現在の中国と中央アジア5カ国との関係などについての質問に答えました。

　汪報道官はその際、「カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンの4カ国の大統領が習近平主席の招きに応じて、中国を公式訪問する予定である。習主席はこの4カ国の大統領と個別に会談を行う」と明らかにしました。また、訪問の円満な成功に向けて、中国は各国と入念な準備作業に取り組んでいるところだと説明しました。

　さらに、「中国と中央アジア諸国は友好的な隣国であり、包括的な戦略パートナーであり、双方は一貫して相互尊重、善隣友好、同舟共済、互恵・ウィンウィンの原則に基づいて関係を発展させており、互いの政治的信頼は絶えず深まり、実務的協力の質は向上し、国際協力は深まり、名実ともに良き隣人、良き友人、良きパートナー、良き兄弟となっている」と述べました。また、「中国は今回の訪問を契機として、中央アジア諸国との全方位的な協力をさらに拡大し、互いの関係を新たな段階に引き上げ、地域と世界の平和と安定、発展と繁栄に貢献していくことを望んでいる」と強調しました。（閣、坂下）