関係国が誤った道を歩まないことを願う=外交部

2023-05-08 20:01:12  CRI

 外交部の汪文斌報道官は8日の定例記者会見で、日韓首脳会談に関する質問に答え、関係国が誤った道を歩まないよう願うと述べました。

 7日に行われた日韓首脳会談で、双方が朝鮮の核とミサイル問題を巡って、日韓両国、米日韓3カ国のそれぞれの安全保障協力を強化することで一致したことについて、汪報道官は「朝鮮半島問題の根源と筋道ははっきりしている。結託し、徒党を組んで対抗するやり方は成功しない」と指摘しました。

 また、日韓首脳会談では福島の汚染水排出問題についても協議し、韓国が今月中に専門家による視察団を派遣することに対して、汪報道官は、「日本の福島の核汚染水処理問題は全世界の海洋環境と一般大衆の健康に関わるものであり、決して日本一国だけの問題ではない。周辺国を含む利害関係者の意見を十分に求めるのが当然だ」と強調しました。

 「もし日本側に利害関係者の懸念を解くという誠意が本当にあるなら、結果を予断することなく意見交換を行い、核汚染水の海洋放出計画を強行に推進することをやめ、海洋放出の期限を一方的に設けず、海洋放出計画に対する各当事者の懸念を適切に解いて、海洋放出以外のすべての可能な処置方法を検討することに同意すべきである。そうでなければ、二国間のいかなる交流や調査も実際的な意味を持たない」と強調しました。(閣、坂下)

ラジオ番組
KANKAN特集