No.217　麋鹿＆双向奔赴

【ちょっと気になる】

麋鹿（mí lù）シフゾウ

　「麋鹿」シフゾウは、哺乳綱鯨偶蹄目（くじらぐうていもく）シカ科シフゾウ属に分類される偶蹄類動物です。本種のみでシフゾウ属を構成します。

　野生動物保護分野にこのほど、うれしいニュースが届きました。上海市崇明区新村郷で実施されている「シフゾウ極小個体群の回復と野生復帰プロジェクト」で、赤ちゃんが2頭誕生し、新たな「メンバー」が加わりました。これによって上海市でシフゾウの野生生息地における野生のシフゾウの数が4頭から6頭に増えました。

　メスのシフゾウの妊娠期間は270日から300日で、一般的に毎年4月から5月に出産します。今回、2頭の新生シフゾウが初めてお目見えになったのはいずれも4月1日でした。生息地の運営管理担当者によると、3月31日夕方、ドローンによるパトロールで、シフゾウの生息エリアで、1頭のメスのシフゾウが出産間近の兆候を見せていることが分かりました。翌日午前、同じ場所で生まれたばかりのシフゾウの赤ちゃんに出会いました。4月1日朝、別の子シフゾウが母シフゾウと同行する光景を職員が遠くに観測しました。その深い毛色と大きな梅型の白い模様から、生後11日から12日になったと推定されています。推測が正しければ、現在、2頭の子シフゾウのうち1頭が満一カ月で、1頭は生後3週間となります。林業部門は、2頭の子シフゾウが誕生後６カ月間無事に成長できれば、独立することができるとして、生息地では、この2頭の子シフゾウを全力で保護するため、この期間中に一般公開を中止すると示しました。

　「麋鹿」は大昔、稲作と関係が深く、「麋鹿」が踏みつけた沼地を利用して種まきをしていたといいます。これに由来して、「麋鹿」の「麋」という字は「鹿」の下に「米」を足したのだという説があります。

【キーワード】

双向奔赴（shuāng xiàng bēn fù）寄り添う

≪意味≫

　ネット流行語で、2人が互いに恋心を抱き、近づこうと努力していることを表します。転じて、互いに必要とする双方が近寄ることを喩えます。

≪使い方≫

一季度消费加速回暖 需求与市场正实现“双向奔赴”

（第1四半期の消費回復が加速　需要と市場の近寄りが実現しつつある）

http://news.cctv.com/2023/04/19/ARTIkncRD1nlQlpfuCMdAOjj230419.shtml

爱与被爱同时发生，双向奔赴才有意义

（愛し合ってこそ寄り添うことに意味がある）

http://k.sina.com.cn/article_5999375729_m165973571033010g3o.html#/

产业互联网：一场产业与互联网的双向奔赴

（インダストリアルインターネット　互いに必要とする産業とインターネットの融合）

http://www.myzaker.com/article/644868c7b15ec072ba27a2a1

贷担投联动 科创与金融“双向奔赴”

（貸付・信用担保・投資が連動　イノベーションと金融が融合）

http://ah.anhuinews.com/szxw/202304/t20230427_6828518.html

“把中国的成功经验复制到非洲”：中非跨境电商上演“双向奔赴”

（中国の経験をアフリカで実践　中国とアフリカは越境ECで接近）

http://www.chinatoday.com.cn/chinafrica/202304/t20230426_800329638.html