北京
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23/19
中国缶詰工業協会によれば、2022年の中国からの缶詰輸出量は前年比12%増、輸出額は同22%増で、いずれも近年の最高値でした。中国は缶詰の生産と輸出で長年にわたり世界第1位で、生産量については全世界の約4分の1を占めています。
中国の缶詰はこのところ海外で売れ行き好調で、輸出量は増えつづけています。今年の中国輸出入商品交易会(広州交易会)では1000種類近くの缶詰商品が展示されました。種類別では果物や野菜の缶詰が主流であり、柑橘類、桃、キノコの缶詰などが目立ちました。また、ケチャップやタケノコ缶詰なども中国の果物野菜類の缶詰輸出の主力製品です。小さな商品である缶詰が、海外市場を揺り動かしている状況です。(任春生、鈴木)