北京
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23/19
外交部の毛寧報道官は4日の定例記者会見で、「米国は自らの覇権を守るため、自らの国家安全保障の概念を一般化して、輸出制限措置を乱用し、対中輸出を制限している。利己的な目的による科学技術に対する制限は、グローバル産業チェーン・サプライチェーンの安定を破壊し、世界経済の発展を損なうものであり、最終的には自分自身が報いを受けることになるだろう」と指摘しました。
報道によると、米半導体工業会(SIA)のジョン・ニューファー会長兼CEOはこのほどインタビューで、「中国は米国半導体にとって最大の市場だ。米政府はいわゆる『国家安全保障』上の懸念を示しているが、米国の半導体企業は中国市場を失ってはいけない」との見方を示しました。
これについて、毛報道官は「中国は世界最大の半導体市場だ。中国とのデカップリングや産業チェーンの切断を強引に推し進め、人為的に市場を妨害するような行為は誰の利益にもならない。米国側は、中国だけではなく、広範な発展途上国から科学技術の進歩と正常な発展の権利を奪い、産業チェーンの下流にいるこれらの国々を永遠に抑圧しようとしている」と述べました。
毛報道官はまた「中国はハイレベルの対外開放を堅持し、世界各国と共に発展し、チャンスを共有することを望んでいる。また同時に、自らの合法的権益を断固として守っていく」と強調しました。(ZHL、MN)