北京
PM2.577
23/19
「56の民族、56輪の花」
担当:孟群
「56の民族、56輪の花」のコーナーは、中国の少数民族イ族やジンポー族などの風俗習慣をご紹介いたします。
イ族
イ族は火炎崇拝があり、その縁についていろいろな言い伝えがあります。その一つが農作物をイナゴから守るため、それを燃やして駆逐したというもので、旧暦の6月24日、イ族の火祭りの日には、人々が火のともる松明を手に田畑を歩き回り、来年の豊作を祝う習慣がその言い伝えを現在に伝えています。
続いて、ジンポー族です。ジンポー族の最も重要な祭りはムーナオ祭りです。「ムーナオ」は「みんなで踊ろう」という意味で、毎年旧暦1月15日から9日間行われます。この期間に、会場の広場にジンポー族の主神である「ムーナオ柱」が4本立てられ、柱の上にジンポー族の移住の歴史や文化、風習などが描かれます。人々は柱を囲んで集団で踊ります…