北京
PM2.577
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コスタリカのロドリゴ・チャベス大統領がこのほど中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の取材に対し、中国とのウィンウィン関係の構築、そして習近平主席による「グローバル発展イニシアチブ」「グローバル安全イニシアチブ」の意義を高く評価し、「一つの中国」原則を尊重すると改めて表明しました。
2007年6月、コスタリカは中国と国交を結び、中央アメリカでは中国と国交関係を樹立した最初の国となりました。これまでの両国関係の歩みを振り返り、チャベス大統領は「コスタリカは正しい決断をしたと思う。今後も『一つの中国』原則を尊重する」と述べました。また、拡大し続ける中国マーケットや中国で高まりつつあるたんぱく質へのニーズに着眼し、コスタリカで生産する肉製品や生鮮野菜、野菜の輸出を通して、中国とのウィンウィン関係の構築に期待を寄せました。
中国と結んだ「一帯一路」共同建設に関する覚書については「双方にとって利益になるメカニズム」と高く評価し、中国政府と具体的な協力内容について協議を深めていく考えを示しました。
チャベス大統領はさらに、貧困脱却の目標を成し遂げた中国の取り組みを高く評価し、習近平主席による「グローバル発展イニシアチブ」「グローバル安全イニシアチブ」に対しては「繁栄、発展と安全が確保できて初めてより良い暮らしを送ることができ、初めて子孫により良い世界を残すことができる」と賛同し、この二つのイニシアチブが人類の持続可能な発展に果たす意義を高く評価しました。(Yan、CK)