日本は事故を起こした核施設の退役と核汚染水の処分をしっかり行うべき=外交部

2023-04-26 18:31:52  CRI

 外交部の毛寧報道官は北京市内で26日に行われた定例記者会見で、「福島原発事故は世界最大級の原発事故であり、大量の放射性物質が漏れ出して海洋環境と人類の健康に大きな影響を与えた。日本は事故を起こした核施設の退役や核汚染水の処分などをしっかりと行い、絶対的な安全を確保すべきだ」と強調しました。

 毛報道官はまた、「福島第一原子力発電所の核施設の退役と放射性廃棄物の管理には目下のところ、大きな不確実性と安全上のリスクが存在する」と指摘した上で、「中国は日本側に対して、福島原発の退役に関連する問題を適切に処理するよう改めて促す。特に福島の核汚染水は十分な論証や厳格な国際監督を受け入れることも含めて、科学的、公開、透明、安全に処理することを確保せねばならない。すべての利害関係者や関連国際機関が海洋放出の安全性を確認できるようになるまで、日本は核汚染水の海洋放出をしてはならない」と述べました。(非、鈴木)

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