中国 第1四半期の新エネ車購入税免除額が212億元

2023-04-25 13:17:29  CRI

 国家税務総局はこのほど、新エネルギー車に関する第1四半期のデータを発表しました。それによると、EVをはじめとする、優遇政策を受けた新エネ車の販売台数は全国で125万7000台に達し、前年同期比17.5%増となりました。また、新エネ車購入税免除額は前年同期比36%増の212億4000万元(約4128億円)でした。

 税務総局の関係責任者はこれについて、2014年以来実施されている新エネ車に対する車両購入税免除政策が「2022年9月に3回目の延長が行われ、2023年12月31日まで継続する政策が打ち出された」と明らかにしています。

 価格帯別で見ると、非課税政策の対象となる新車の内、10~20万元(約195~390万円)の車種が前年同期より14.2ポイント上昇して48.5%を占め、20~50万元(390~974万円)の車種が前年同期より6.1ポイント上昇して31.3%となっており、購入される新エネ車のグレードが明らかにアップしている傾向が見て取れます。

 購入者別で見ると、住民による購入台数が前年同時期より15.5%増え、新車販売台数全体の82.7%を占めています。企業の購入台数は前年同時期より28.7%増えて、新車販売台数全体の17.3%を占めていますが、その中ではレンタカー、タクシー、公共旅客輸送などの業界による購入が上位を占めています。(朱、坂下)

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