北京
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23/19
文化観光部、国家文物局、陝西省人民政府が共催する「アジア文化遺産保護連盟総会」が25日午前、陝西省西安市で開幕し、アジア文化遺産保護連盟の正式な設立が宣言されました。
今回の会議は連盟が発足してから初の広範囲にわたるハイレベル会議で、21のアジアの国と国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)、文化財保存修復研究国際センター(イクロム)、紛争地域における遺産保護のための国際同盟(ALIPH)という文化遺産分野の三つの主要国際機関が参加しています。
同大会では「アジア文化遺産保護連盟西安宣言」が発表され、シルクロード考古協力研究センターが開所します。
社会の力を十分に引き出し、アジア文化遺産保護活動の社会参与度、注目度と影響力を拡大し、特にアジア文化遺産保護活動に持続的な原動力を注ぐため、中国文化財保護基金会は「アジア文化遺産保護基金」を設立し、特別基金の形でアジア文化遺産保護活動の枠組みの下で展開される保護、研究、合同考古活動、展示・利用などの活動を支援します。総会期間中に基金の正式始動を宣言すると共に、プロジェクト申請ガイドラインを発表します。(ヒガシ、野谷)