北京
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中国の海南自由貿易港
中国人民銀行(中央銀行)国際司の金中夏司長は23日、昨年の中国の貨物貿易のクロスボーダー人民元決済額について、前年比37%増で、全体に占める割合は19%にまで上昇し、2021年を2.2ポイント上回ったと明らかにしました。中国は今後もクロスボーダー貿易の人民元決済環境を継続して最適化し、クロスボーダー貿易の利便化水準を高めていくとしています。
金司長によりますと、22年末時点の中国の小型・零細企業向けインクルーシブファイナンス融資残高は前年比24%増の24兆元(約466億円)に達しました。中央銀行は引き続き、金融機関に対し、小型・零細企業と民間の貿易企業への支援を強化するよう指導していくということです。(雲、柳川)