中欧班列に新路線「欧州-武漢-台湾」鉄道・海上連絡輸送ルートが開通

2023-04-20 15:12:45  CRI

 中国湖北省武漢市を発着する「中欧班列(中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車)」に19日、新たな路線が加わりました。欧州から中欧班列で返送されたテストキャビネットが武漢から台湾の基隆に送られ、全過程が「中欧班列(武漢)+国内貿易鉄道+海運」の方式で輸送され、「欧州-武漢-台湾」の鉄道・海上複合連絡輸送ルートが正式に開通しました。 

 この貨物は、ドイツのデュイスブルクで積み込まれて出発し、新疆ウイグル自治区の阿拉山口経由で入国した後、武漢に到着し、国内貿易鉄道に積み替えられて浙江省の寧波に至り、寧波港から海運で台湾の基隆まで運ばれました。今回の複合連絡輸送ルートの開通は、欧州・台湾間の貨物輸送に新たな物流ソリューションを提供し、海上シルクロードと陸上シルクロードの効率的な連結を実現しました。 

 全行程の予定輸送時間は30日で、従来の海運より14日ほど短縮され、スピードが速く、適時性が保障され、グリーンで環境にやさしく、企業の総合物流コストを効果的に引き下げます。(雲、柳川) 

 

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