北京
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23/19
米財務省が17日公表した2月の国際資本動向(TIC)統計によりますと、2月の米国債保有額が最も多かった国は依然として日本で、中国は2位で変わらず、両地域の米国債保有額はいずれも1月から減少したことが分かりました。
2月の日本の米国債保有額は1月から226億ドル減り1兆820億ドルでした。中国は106億ドル減り8488億ドルで、減少は7カ月連続。総保有額は7カ月連続で2010年6月以来の低水準でした。中国の米国債保有額は昨年4月から11カ月連続で1兆ドルを下回りました。
日本と中国のほかにも、多くの国の中央銀行が米国債を売り越し、英国とカナダも大幅に売り越しました。日本、中国、英国、カナダの4カ国だけで、2月の米国債保有額は累計773億ドル減少しました。米国の海外債権者トップ10のうち、2月に米国債を買い増したのはルクセンブルクとケイマン諸島だけでした。減額が最も大きかったのは英国で、2月に253億ドル減らし、日本がそれに続きました。カナダは2月に米国債を188億ドル減らし、同月の減額規模で3位でした。(雲、柳川)