外交部 タイに貸与中のパンダ「林恵」の死に悲しみを表明

2023-04-19 20:11:22  CRI

 中国からタイに貸与されている22歳のジャイアントパンダ「林恵」が逝去したことを受け、外交部の汪文斌報道官は19日の定例記者会見で「中国側は『林恵』の死を悲しく思い、惜しんでいる」と述べました。

 18日夜、「林恵」が突然昏睡に陥りました。中国ジャイアントパンダ保護センターは知らせを受けてすぐに専門家チームを組織し、ビデオ電話を通じてタイ側の救助活動をサポートしましたが、残念ながら「林恵」の命を救うことはできませんでした。一方、チェンマイ駐在の中国総領事館は直ちにスタッフを現場に派遣して協力しました。中国側の主管部門はできるだけ早く専門家グループを設立してタイに赴き、タイ側の専門家と共に死因を調査し、善後に全力を尽くすとしています。タイ駐在の中国大使館と領事館は引き続き積極的に協力する予定です。

 汪報道官はまた、「『林恵』は2003年にタイのチェンマイ動物園に到着し、両国の専門家の心のこもった世話の下で、長年にわたってタイの人々に多くの喜びをもたらし、中国・タイのパンダ保護協力や民間交流の友好促進に積極的な役割を果たしてきた」と指摘しました。(藍、謙)

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