北京
PM2.577
23/19
米政府が国連のグテーレス事務総長と各国首脳や国連高官との通話を盗聴していたことについて、外交部の汪文斌報道官は19日の定例記者会見で、「同様の不祥事が明らかになったのは初めてではない。米国は国際社会に、特に国連に説明すべきだ」と述べました。
汪報道官は関連の質問に答え、「米国は国連の役割を守ると主張しているが、国連において盗聴行為をしている。米国は『自由民主主義の擁護者』などと自負しているが、先進技術を利用して『ハッカー帝国』を築き上げている。米国は情報セキュリティーの維持を標榜しているが、世界に情報セキュリティの罠を仕掛けている。国連事務総長報道官が指摘した通り、このような行為は米国が『国連憲章』と『国連の特権と免除に関する条約』に基づき負うべき義務に合致していない。米国は国際社会、特に国連に説明し、実際の行動をもってホスト国としての責任と義務を果たすべきだ」と述べました。(ヒガシ、謙)