上海、市民のがん罹患率トップ3発表

2023-04-18 13:41:36  CRI

 最新のモニタリングデータによると、上海市では、新たに発生したがんの症例は9万1400人、罹患(りかん)率は「10万人に623人」で、罹患率上位3位は肺がん、大腸がん、甲状腺がんでした。また市内ではがんによる死亡者の数は3万8300人、死亡率は「10万人に261人」で、がんは上海市民の死亡原因の第2位となっています。

 上海市はがんの予防と治療を非常に重視しています。40年余り連続して腫瘍登録モニタリングを実施し、がんの早期発見、早期診断、早期治療を力強く推進し、よく見られる悪性腫瘍の診断時の早期発見率を42%に引き上げたということです。また、上海市では、がん患者の5年生存率は56%に達し、十数年間にわたって着実に増加の勢いを見せています。人口高齢化の要素を取り除いた後、住民のがんの標準化死亡比は全国平均レベルを下回り、四十数年前と比べて42%減少しました。

 今月15日から21日までは第34回上海市腫瘍予防・治療宣伝ウイークです。今年のテーマは「がん予防・治療の全面行動-全人口層・全周期・全社会」。宣伝ウイーク期間中、上海市は一連のテーマをめぐって宣伝活動を展開し、科学的な腫瘍予防治療知識をさらに普及させ、腫瘍の早期発見、規範的な診療、科学的回復を広く宣伝しています。(ミン・イヒョウ、野谷)

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