米国はウクライナ問題で火に油を注ぐのをやめるべき=外交部

2023-04-18 19:00:33  CRI

 中国外交部が18日に行われた定例記者会見で、記者から「報道によると、ブラジルのルーラ大統領は中国訪問中にウクライナ危機に言及した際、米国は戦争をあおるのをやめ、平和について話し始めるべきだと発言したが、これに対して、米ホワイトハウス国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官が17日に、ブラジルはロシアと中国のプロパガンダをオウム返ししており、事実を全く考慮していないと主張した。中国側はこれについてどのようにコメントするのか」との質問が出されました。

 汪文斌報道官はこの質問に対し「私はカービー氏が最近、ロシアとウクライナの停戦に関するいかなる呼びかけも受け入れられないと主張したことを認識しているが、事実は、ますます多くの国々が停戦を呼びかけ、ウクライナ危機の早期政治的解決を求めていることを証明している」と述べた上で、「平和を求める国際社会の高まり続ける声に直面し、米国はこの流れにしたがって、ウクライナ危機の政治的解決のために建設的な役割を果たすべきであり、自らの意見に固執して火に油を注ぐべきではない」と指摘しました。(馬げつ、坂下)

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