2023上海国際モーターショー開幕、EV新モデルが焦点に

　2023上海国際モーターショーが18日から27日まで開催されています。同モーターショーは今年初の国際Aランクモーターショーです。 

　今回の上海モーターショーは、四つ葉のクローバーの形をした国家コンベンションセンター（上海）にある13のパビリオンが使用されています。うち9パビリオンは世界の最新乗用車モデルの展示に使用され、3パビリオンは最先端の自動車技術とサプライチェーン製品の展示に使われています。さらに、メディアエリアとして、関連するサービス保障業務を提供するパビリオンもあります。 

　今回のモーターショーのテーマは「自動車業界の新時代を抱擁」で、電気自動車（EV）の最新トレンドが焦点となっています。中でも、BMWや比亜迪（BYD）などEV業界をリードする企業の出展モデルはすべてEVとなっています。  

　今回のモーターショー期間中には約150回の記者会見も開催される予定で、世界のトップ企業の最高経営責任者（CEO）が集い、グリーン・低炭素、スマートモビリティなど未来の自動車業界発展の最新理念について話し合うことになっています。 

　上海税関の調べによりますと、今回のモーターショーに届け出られた出展品は123ロットで、金額は2500万ドルに達し、2021年の第19回上海モーターショーに比べて、出展品は34%増え、金額は19%増えたということです。（ミン・イヒョウ、柳川）