中国 米国のサイバー覇権の本音を非難

2023-04-18 18:37:00  CRI

 外交部の汪文斌報道官は18日、定例記者会見を主宰しました。汪報道官は記者からの「米国のSNSサイト・ツイッター社のイーロン・マスクCEOがインタビューで、米政府は全てのツイッターユーザーのプライベートメッセージを読むことができると語ったが、これについてのコメントは」との問いに答え、「我々はこの報道に留意している」と述べ、「米国は長年にわたって欧州諸国の指導者の通話を盗聴してきた。最近発生した米軍当局の秘密漏えい事件からも、米国が同盟国に対して大規模な監視を行っていることが明らかになった」と強調し、「同盟国の指導者のプライバシーさえ尊重しない国が、SNS上でユーザーのプライバシーデータを監視するのは別に驚くことでもない」との見方を示しました。

 さらに、米国について「何らの事実に基づいた根拠もなく、他国企業を米国のユーザーのデータを監視し、盗み取っていると繰り返し非難してきた」と指摘し、「米国がサイバーセキュリティを擁護するのは偽りであり、本音は自身のサイバー覇権の維持にあることは、ますます明らかだ」と批判しました。(朱、坂下)

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