中国「神舟15号」の宇宙飛行士、4回目の船外活動を終了(更新)

2023-04-17 13:38:39  CRI

神舟15号の宇宙飛行士の4回目の船外活動

 中国の宇宙ステーションに4カ月半滞在している「神舟15号」の乗組員の3人は15日、4回目の船外活動を行い、中国の1組の宇宙飛行士による船外活動回数の記録を塗り替えました。

 これまでの4回の船外活動の中で、3人は船内と船外で緊密に協力し、前後して船外拡張ポンプユニットの取り付けやモジュール間のケーブル接続・開通、船外負荷プラットフォームの支持棒の取り付けなどのミッションを終え、今後の大規模な船外科学技術実験を展開するために基礎を築きました。

 これまでの4カ月半で、神舟15号の宇宙飛行士は一連の科学実験も行いました。その中には、中国が自主開発した宇宙ステーション用2光子顕微鏡を用いた軌道上実験が成功したことも含まれています。宇宙飛行中に2光子顕微鏡を用いて宇宙飛行士の皮膚表皮と真皮浅層の三次元画像を取得したことは、世界で初めてのことであり、これからの宇宙飛行士の軌道上健康モニタリング研究に新しいツールを提供しています。(任春生、野谷)

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