中国のGW到来 各地の革新的方式でコト消費を刺激

2023-04-16 16:38:17  CRI

 まもなく訪れるメーデーの大型連休(今年は4月29日〜5月3日)にあわせ、文化旅行部による「花咲く暖春 旅行日和(中国題:春暖花開 我要旅游)」文化・観光消費ウィークが始まっています。全国各地でも、観光客を引きつける新たな楽しみ方や体験の提案、新たなキャンペーンの展開が行われています

 中国の少数民族であるタイ(傣)族の暦では毎年4月に新年を迎えます。タイ族が暮らす雲南省の各都市ではちょうどタイ暦1385年の到来を祝う伝統的な水かけ祭りの時期にあたり、数万人の観光客と地元の人々が水をかけ合うなど、にぎわいを見せています。 

 雲南省シーサンパンナ(西双版納)・タイ族自治州では、「民族民間伝統文化大遊演」が行われ、数千人もの人々が広場でタイ族の手踊りや傘踊り、象脚鼓(伝統楽器の一種)踊りのほか、錦織り技術などの民族文化を披露しました。

 江蘇省揚州市には、ここ数日、毎日10万人近い観光客が列車で訪れています。揚州市は唐代の詩人・李白が、「煙花三月下揚州(春霞がかかり、花が美しい三月、揚州へと船で下っていく)」と詠んだ詩の一節でも知られており、観光客らはその詩に描かれた美しい景色を楽しんでいます。また、現地では「グルメ+公園散策」「グルメ+遊覧船クルーズ」などさまざまなツアーを通して、より豊富な新しい消費体験が提供されています。

 四川省眉山市青神県では、3月末からホタル鑑賞シーズンに入っています。全国各地から多くの観光客がホタル観賞を目当てに訪れています。

 また、メーデー連休の人気の旅行先である香港では、本土から香港への旅行を歓迎するため、香港空港管理局が15日、上海で、「世界との出会い(中国題:飛遇世界大賞)」航空券プレゼントキャンペーンをスタートさせました。17日から始まるキャンペーン期間中、香港発着の往復航空券、合計14万枚が本土の旅行者に抽選で贈られるということです。(怡康、MI)

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