第6回中国・ドイツ外交と安全戦略対話 北京市内で開催

2023-04-14 20:16:56  CRI

 第6回中国・ドイツ外交と安全戦略対話が14日、北京市内で行われました。秦剛国務委員兼外交部長とドイツのアンナレーナ・ベアボック外相が対話会を主宰し、両国関係や中欧関係および注目される国際問題と地域問題について全面的かつ踏み込んだ意見交換を行いました。

 秦剛外交部長はその際、「二国間関係の発展において、カギとなるものは戦略的な相互信頼を増進させ、戦略的なミスジャッジを避けることだ」と強調しました。

 また、「中国とドイツはパートナーであり、ライバルではない。ドイツが中国関連の戦略的文書を策定する際に両国や両国民の利益と幸福から出発し、正しい政策を選ぶべきだ。中国とドイツには協力が必要であり、対抗は要らない。ゼロサムゲームのような対抗も集団対抗もしてはいけない。中国とドイツの産業チェーンにおける依存関係は経済のグローバル化による必然な結果であり、市場規則に従う最善の選択でもある」と述べました。

 そして、台湾問題については「『台湾独立』と和平とは、水と火のように相容れない関係だ。台湾問題は中国の内政であり、如何なる外部勢力による干渉も許さない」と強調した上で、台湾海峡の緊迫情勢を招いた根本的な理由として、島内の一部「独立」分裂勢力が外部勢力に頼って「台湾独立」の分裂活動を企てていることを挙げました。さらに、「台湾海峡情勢の鎮静化や地域の平和と安定を望むのであれば、『台湾独立』に断固反対し、外部勢力の干渉にも断固反対すべきだ」と強調しました。(Lin、CK)

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