北京
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23/19
中国・ラオス鉄道の中国の昆明とラオスのビエンチャン間で13日、国際旅客列車の双方向運行が始まりました。外交部の汪文斌報道官は同日の定例記者会見で同件について、「中国とラオス間の人の移動と経済貿易の交流を一層便利にするだけでなく、観光などの産業の回復に拍車をかける。中国とラオスの相互連結を推し進め、共同成長を実現するために新たな動力を注入するものだ」と述べました。
汪報道官の紹介によれば、中国・ラオス鉄道の旅客輸送量は4月9日までに延べ1393万人、貨物輸送量は1838万トンに達しました。中国・ラオス鉄道は中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)が「一帯一路」を共同建設し、地域経済の一体化を共同で促す縮図であり、見本でもあります。
汪報道官は、「今年は習主席が『一帯一路』構想を打ち出してから10周年を迎える。中国は一貫してASEANを、『一帯一路』の建設を推進する優先対象であり重要なパートナーとしている。今後も引き続き、『一帯一路』構想と『ASEAN連結性マスタープラン2025』を結び付け、ASEAN諸国と中国式現代化がもたらす新たなチャンスを共有していく」と表明しました。(ZHL、鈴木)