核汚染水の適切な処分を日本に促す=外交部

2023-04-13 20:33:56  CRI

 外交部の汪文斌報道官は13日の定例記者会見で、日本が福島第一原発の核汚染水の海洋放出を一方的に決定したことについて、日本は国際社会の懸念を直視し、果たすべき国際的責任を負い、国際的義務を真剣に履行し、科学的でオープン、透明、安全な方法で核汚染水を着実に処分すると同時に、国際社会の監督を受けるよう、日本に対して改めて促しました。

 汪報道官は、日本は周辺隣国などの利害関係者や関係国際機関と十分に協議した上で、合意に達するまで勝手に核汚染水の海洋放出を開始してはならないと強調しました。

 日本政府は2021年4月13日、福島第一原発で発生した100万トン以上の核汚染水をろ過した後に薄めて、海に排出することを決定しました。これに対して、日本国内の人々や国際社会は強い懸念と反対を表明しています。

 汪報道官はこの問題について、「日本政府が公共の利益を顧みず、一方的に福島の核汚染水の海洋放出を決定したことは、世界の海洋環境と人類の健康を予測不可能な核汚染リスクにさらすことだ。責任を持つ国のやるべきことではなく、国際社会の期待から程遠いものだ」と指摘しました。(ZHL、鈴木)

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