中国消費博 日本を含む各国企業の協力意向額は8億ドルに

2023-04-13 13:10:18  CRI

 中国海南省海口市で開催中の第3回中国国際消費品博覧会(消費博)には、65の国と地域から4000点以上の優れた消費財が出展されており、国内消費市場の潜在力を引き出すだけでなく、世界経済の回復にも原動力を提供するとみられています。

 今回の消費博は展示面積が拡大されただけでなく、出展国や出展ブランド、バイヤーの数がすべて増えました。グリーン、健康、スマート、ファッションなどの新しい消費トレンドをめぐり、世界の300以上のブランドから1000種類以上の新商品が登場しています。

 

 フォルクスワーゲン乗用車ブランドの中国の最高経営責任者(CEO)、ステファン・メチャ(Stefan Mecha)氏は「中国の開放と発展は世界経済の成長に大きな原動力をもたらし、われわれは中国市場を非常に有望視している」と述べました。  

 会期中に「クロスボーダー需給マッチング会」も多数開催されています。12日のマッチング会では、カナダや日本などの企業と広東省や浙江省など20省のバイヤーが1対1で商談を行い、これまでに8億ドルに上る協力意向を達成しました。

 在上海フランス総領事館のビジネス参事官、グザヴィエ・シャット・ルオルス(Xavier Chatte-Ruols)氏は、「中国は世界最大の市場の一つであり、巨大な消費市場はフランスにとって非常に重要だ。中国市場の活力が回復しつつある今、消費博は、フランス企業が中国で協力の機会をつかむ最高のプラットフォームだ」と評価しました。(ミン・イヒョウ、柳川)

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