北京
PM2.577
23/19
外交部の汪文斌報道官は北京市内で行われた13日の定例記者会見で、「中国はアラブ諸国の大団結の実現を支援するために、引き続き積極的な役割を果たしていきたい」との考えを示しました。
報道によれば、サウジアラビアとオマーンは最近になり、フーシ派との交渉のために共同代表団をイエメン首都のサナアに派遣し、長年にわたり続いているイエメン紛争の終結を模索しているとのことです。また、昨日にはサウジ外相が同国に到着したシリアの外相を出迎えました。シリア外相がサウジを訪れるのはシリア危機以来の12年ぶりです。
汪報道官はこれらの情勢について、「中国はシリアと他のアラブ諸国との関係改善を歓迎し、シリアが早期にアラブの『大家庭』に復帰することを支持する。このことはアラブ諸国の団結と活性化の実現だけでなく、地域諸国が戦略的自主を強化し、地域の平和、安定、発展を促進するために役立つ」と述べました。(非、鈴木)